看護師の職場でできる腰痛予防のポイント

腰痛は看護師の職業病?職場でできる腰痛予防のポイント

看護師の仕事は立ちっぱなしの体勢が長時間続きます。患者さんの介助などでは過剰な力が体にかかり、特に腰にその負担が集中します。そのため腰痛に悩まされている方が少なくありません。腰痛は看護師の職業病と諦めている方も多いかもしれません。
腰痛持ちになってから、それを治療することはなかなか難しいことですので、症状が出る前に予防をしてできるかぎり腰痛を防いでいきたいものです。

忙しい看護師さんたちは、そのための時間をなかなか取りにくいでしょうから、職場でできる予防のポイントを3つにまとめてみました。

1.疲れにくい靴と靴下を選ぶ
看護師の業務の多くは立ち仕事です。その姿勢を長く続けることが腰への負担につながります。足を疲れさせない靴や着圧ソックスを着用しましょう。腰痛対策のためのソックスは、ドラッグストアなどでも簡単に手に入ります。

以前は選択の幅が狭かったナースシューズは、今ではスニーカータイプや甲で留めるタイプのものなど種類も豊富になってきました。中敷を工夫して適度な指圧効果のあるものを選ぶと、より効果的に足の疲労を減らすことができます。

2.ベルトを着用する
腰痛ベルトや治療のためにコルセットを着用している人は多いですが、予防として身に着けている方は少ないようです。予防には骨盤ベルトがお勧めです。骨盤を安定させることは腰への負担を減らすことにつながるだけでなく、腰の動きを助けてくれます。

またテーピーング効果のあるスパッツや、骨盤ケアのできるインナーなども販売されています。

3.休憩中にストレッチを取り入れる
休憩室の椅子や畳などの上で腰をゆっくりとひねる動きは簡単に取り入れられるストレッチです。ひねりを入れる時には、ゆっくりと息を吐き、強い痛みを感じずイタ気持ちいいと感じられる動きにしてください。

体育座りの姿勢から腰を反らせ、息を吐きながら背中を丸めていくポーズも効果があります。椅子に座った状態でもできます。畳などに寝ることができるなら、膝を抱えるだけでも背中から腰にかけての疲労を和らげることができます。

いずれも職場で取り入れられる簡単な腰痛の予防法ですが、もし少しでも腰に違和感や痛みを感じた時は、早めの受診と治療をすることです。慢性の腰痛症になってしまう前に気をつけてケアを心がけましょう。