自衛隊で働く看護師の仕事について

看護師なのに軍事訓練?!自衛隊で働く看護師になりたいひと必見!

ナースといえばいつもナース服を着てやさしく病人の看病をする白衣の天使といったイメージが一般的なのではないでしょうか。それがまさか戦場で戦う訓練をしたり護身術を練習しているナースもいるなんて、にわかには信じ難いものです。けれどそういうナースは実在するのです。それも紛争地域の外国などではなく、この日本において、です。なぜそんな訓練が必要とされるのかというと、彼女たちは自衛隊の看護師なのです。

自衛隊というのは日本における特殊な組織の一つです。軍事訓練はしますが正確には軍隊ではありません。自衛のため以外の戦闘は禁止されているからです。また、海外の軍隊のように階級も存在します。そしてそれはなんと、看護師にも与えられるのです。自衛隊に入って看護師になるには、自衛隊中央病院高等看護学院に入学します。1年次には2等陸士と階級を与えられ、2年3年と進むごとに1等陸士、陸士長と昇任していきます。卒業後、国家試験に合格して看護師免許を取得すれば2等陸曹となります。

自衛隊中央病院高等看護学校は学費は必要ありません。試験に合格して入隊すれば、その他の自衛官と同様に給与がもらえます。つまり看護の勉強をしながら自衛官としての技能を見につけることができるということです。もちろん看護師といえども自衛官なのですから、銃器の扱いやヘリの降下訓練、護身術なども学びます。看病する側が先に怪我をしてしまっては話にならないので、自分の身を守る最低限の能力は必要なのです。

勤務先は全国の自衛隊基地の自衛隊病院や部隊に配属されます。なので、配属替えにより転勤しなくてはならないこともあります。また、災害時など部隊とともに派遣され医療面から被災者をサポートします。自衛隊の看護師になるには、自衛隊中央病院高等看護学校に入学する以外にも、すでに看護師の資格を持っている人であれば中途採用も行われています。ただし、注意しなくてはならないのが、入隊にはいくつか条件があることです。そのうちの一つが身長です。女性であれば150cm以上、男性では155cm以上となっています。年齢も制限があって、18歳以上24歳以下でなくてはなりません。中途採用での自衛隊看護師を考えている方は、この年齢を過ぎるとできなくなってしまうので注意してください。